|
『その時歴史が動いた』(そのときれきしがうごいた)は、NHKで放送されていた日本の歴史情報番組、ドキュメンタリー番組。NHK大阪放送局制作、NHKプラネット近畿総支社協力。 == 番組内容 == 歴史のターニングポイントとなったできごとの日付を「その時」と定義し、そこに至るまでの状況や人間模様を映像で解説。 「その時」の表記は年が和暦と太陽暦の併記、月日は暦制が変更された1873年(明治6年)1月1日を基準としてそれ以前は太陰太陽暦(旧暦)による、それ以後はグレゴリオ暦による日付での記載となっていた〔例:関ヶ原の戦いの日が「その時」の場合は「慶長5(1600)年9月15日」と表示。〕。 「その時」までの再現映像では、過去の大河ドラマの一場面を使っているケースがあった(出演者の顔はわからないようにしてある)。一方、番組の再現映像が教育テレビの学校放送で使用されたりもした。さらに毎回ではないものの、歴史上名高い建築物や戦場・場面(安土城、ミッドウェー海戦など)を質の高いCGで再現した。 毎回、番組の佳境の時に司会の松平定知アナウンサーが発する「そして皆さん、いよいよ今日のその時がやってまいります……」のフレーズが1つの特徴である。そして最後は「今夜もご覧頂きありがとうございました」の決めセリフで締め、エンディングとなる。エンディングでは「その時」のその後の影響、人間模様などをテーマ曲にのせて感動的に取り上げる。 なお、番組初期においては冒頭で「人間のドラマ、それが歴史だという人がいます。その人間ドラマの決定的瞬間、決断の時、決行の時、人は何を考え、どう動いたのか、この番組はその決定的瞬間を取り上げる番組ですけれども……」という挨拶があったが、晩期の放送ではそれがほとんど省略されている。 KTC中央出版より番組が活字化された書籍(全34巻+別巻4冊)が出版されている(発売元もKTC中央出版)。またホーム社より漫画化された書籍のみ順次出版されている(発売元は集英社)。 NHKが2006年に公開した「ジャンル別番組制作費」によると、同番組の制作費は1回につき1,650万円掛かる〔NHKが制作費公表 「功名が辻」6110万・「きょうの料理」170万…(2006年3月28日 読売新聞)- YOMIURI ONLINE 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「その時歴史が動いた」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|